海外先物市況とは? 先物取引で日経225・金・商品投資実践講座

海外先物市況とは?

海外先物市況とは、海外の取引所や、先物市場で形成される先物相場取引の状況を総称した言葉です。

原油市場の価格変動の要因には世界の景気動向、産油国の生産動向、最大の消費国である米国の在庫量、国際政治情勢などがありますが、一般的に原油価格の上昇は、インフレ懸念から株安に影響します。原油は世界経済に大きな影響を及ぼす商品で、その影響は海外先物市況で重要な株価変動要因のひとつとなります。

また、金先物相場は外国為替相場がドル安円高になれば国内の金価格は一般に下落し、逆にドル高円安になれば国内の金価格は上昇するというドル相場と逆相関係にあり、また政情不安、インフレ、生産減少なども金価格の上昇の要因となり、海外先物市況に大きな影響を与えます。

もうひとつ海外先物市況に大きな影響を及ぼすものとしては、CRB先物指数があります。これはCommodity Research Bureau社が算出する商品先物指数で、商品市況の指数では最も注目される指標であり、商品市場への資金流入やインフレの傾向を計ることができます。この指数を構成する品目は、原油、無鉛ガソリン、暖房油、天然ガス、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、トウモロコシ、大豆、小麦、綿花、生牛、豚、コーヒー、ココア、オレンジジュース、砂糖の19品目です。

将来的に、ある海外先物市況が値上がりすると予測する時、「買い」からスタートし、その後、価格が値上がりし、どこかの時点で取引を終了して利益を確定する場合、その銘柄取引を「売って」決済することになりますが、この時の、「売値」と「買値」の差額分が利益となります。

しかし、この時には海外先物取引の委託業者へ売買手数料や消費税が別途必要になります。