国債先物とは? 先物取引で日経225・金・商品投資実践講座

国債先物とは?

国債先物とは、「国債先物取引」を意味し、将来の一定の期日に、今の時点で取り決めた価格で特定の債券を取引する契約のことを言います。

この国債先物取引は、売買単位や受渡期日などの取引条件が定型化され、一定の証拠金を差し入れるだけで売買ができ、かつ、反対売買(差金決済)によって期日以前でも決済することができる取引所取引として行われます。

東京証券取引所で行われている国債先物取引では、実際に発行されている国債そのものを対象として取引が行われているのではなく、「標準物」と呼ばれる取引の円滑化を図るために証券取引所が利率、償還期限などを標準化して設定したものを対象として取引が行われています。

東京証券取引所で行われている国債先物取引には、中期国債標準物(償還期限5年を対象とした「中期国債先物取引」、長期国債標準物(償還期限10年を対象とした「長期国債先物取引」、超長期国債標準物(償還期限20年を対象とした「超長期国債先物取引」がありますが、現在ではそのほとんどが「長期国債先物」の取引になっています。

国債先物取引の決済方法には、取引最終日までに転売・買戻しと呼ばれる反対売買によって決済する方法と、受渡決済期日に受渡決済をする方法があります。

反対売買による決済の場合は、差金の授受によって決済が行われ、受渡決済の場合は、売買代金及び現物国債の授受によって決済が行われます。
ただし、標準物は実在する国債ではないため、実際には受渡適格銘柄と呼ばれる国債が受渡しに利用されます。